62才 女性
前述の諸症状を訴えて来所した
左足の痺れについては病院で腓骨神経麻痺と診断されたとの事で、
足を背部方向へ拳上不能でスリッパを履いて歩く事が出来ず、1年前よりこの状態が続いているとの事でした。
基本的な鍼・カイロプラクティックの治療を施したが、左足部拳上不全は全く変化なしでした。患部の拇指の第2関節が非常に硬かったので屈伸、内転を繰り返し行い第2足関節部の可動域を広げると、即効果は現れて可成り背側拳上が出来るようになり、スリッパを履いて歩行も不自由なく出来るようになりました。この方法は笠原巌柔整師が提唱する外反母趾治療の手技を取り入れました。
PS.基本治療で足部以外は全部緩解しました