62才 女性
前術の病名と症状を訴えて来所した。
数ヶ月前に発病し今日に至っており薬も効果がなかったとの事でした。触診をすると腹部左側に顕著な棒状の筋の緊張がみられました。胃に異常のある患者さんによくある症状です。当所の鍼、カイロプラクティック基本治療を行ない気功療法をすると急に泣き出しました。気功後、本人が言うには急に笑いたくなったが、その後悲しくもないのに涙が溢れ出してきたとの事でした。治療後、顔の相も緩んで穏やかになり全ての愁訴は消失したとの事でした。
コメント
気功療法により潜在意識の中に取り込まれていた抑圧が解放されたものと思われます。
人間は涙を出すことによりストレスが解消されるとの学説もあります。
胃は特に感情と直結している臓器でストレスを受け易いので感情の起伏に気をつけましょう。我関せずの立ち位置を見出すのも良い方法だと思います。